わらべうた
わらべうたに使われる音域は狭く、その音域は子どもたちが歌いやすい音で構成されています。
「わらべ=子ども」の「うた」ですから、まさしく子どものための歌です。
3歳以上児は週に1回程度、わらべうたを課業として行います。わらべうたを歌いながら、「リズム」「音の高低」「音の強弱」を感じる等、あそびながらも子どもたちにコレを感じてほしい、知ってほしいという目的を持ったあそびが「課業」です。
あそびの中の1つなので、基本的に参加は子ども自身の自由です。そこに参加していない子も耳から聞いている、それも立派な体験です。
手あそび、掛け合いあそび、鬼ごっこ、わらべうたにはたくさんのあそびがあります。
課業で知ったわらべうたあそびを日常でも子どもたち自身であそんでいます。
毎日体操
3歳以上児は毎朝最初の活動として「毎日体操」をします。はじめは歩き、次に走り、運動へ…と徐々に心拍数をあげながら脳と体を目覚めさせます。
「課業」は基本的に子どもの主体性による自由参加ですが、この毎日体操だけは全員参加としています。体操は、その時に、自分の体を直接使わないと経験ができないからです。
現代社会では、和式トイレでしゃがめない、姿勢が悪く、食事の間落ち着いて座っていられない、 まっすぐ立っていられない子どももいます。
毎日体操では、そういった鍛えたい部分や動きを明確にした運動を取り入れ、様々な部位を意識しながら動かし、体幹やバランス感覚などを育てます。
使っていない筋肉や体幹を育てることで、表面上の身体だけでなく、精神的な安定感も育つといわれています。
後半にはルールのある集団あそびを取り入れ、楽しみながらも、指示を聞きルールを守る、などの集団の中での経験を育てます。
環境認識
環境認識とは、「子どもたちの身の回りや世の中のことを知る」ということです。
月に1つテーマを決めています。
テーマは幅広く、人間・動物・植物・たべもの・仕事・乗り物・交通・天気…等々
子どもたちが日々の生活の中で、触れたもの、芽生えた興味、好奇心を大人が手伝うことでさらに深く知っていくことになります。